もともと魚の生態系のトップの生き物ですから、環境変化による影響は最も強く彼らにおよびます。
さらに人間が喜んで食べることが問題ですよね。
確実に漁獲高は減っているし、メジとかヨコワと呼ばれる子供が
乱獲されているのも哀しいことです。

網にかかっちゃった子は美味しくいただくべきなのですが・・・。
有識者が地中海でのクロマグロ漁中止を提言、各国の乱獲を非難
* 2008年09月13日 12:48 発信地:マルセイユ/フランス
地中海はクロマグロの捕獲と畜養が盛んなところです。
養殖ではない、子供のマグロを捕まえてえさを与えて太らせる、
それがマグロの畜養です。
これをしている業者の言い分では
「本来の自然であれば淘汰される子供のマグロを捕獲し、
育てて出荷しているのだから資源への影響は少ないはずだ。」
ということなのですが。
この報告書は、日本、米国、欧州連合(EU)、北アフリカ諸国、トルコなどが加盟し、大西洋と周辺海域でのクロマグロ、メカジキ、ビンナガなどの漁業について責任を負う「大西洋まぐろ類保存国際委員会(International Commission for the Conservation of Atlantic Tunas、ICCAT)」について評価したもの。委託された早稲田大学(Waseda University)の林司宣(Moritaka Hayashi)教授、オーストラリア漁業管理実行機関(AFMA)のグレン・ハリー(Glenn Hurry)氏、カナダの国際漁業専門家ジャン・ジャック・マグワイア(Jean-Jacques Maguire)氏の3人が発表した。
報告書では、ICCAT加盟国は合意した規則を順守しておらず、クロマグロ漁を行う国々がICCATやほかの国際漁業法の規則・奨励を完全に順守しない限りクロマグロ漁は全面中止されるべきと提言されている。
3人の有識者はまた、地中海でのクロマグロの保存管理状態は「国際的不名誉」で、関係各国は「クロマグロの保存を怠ってきた」として非難した。
「畜養は捕獲に比べれば資源にやさしい。」
いくらそう唱えたところで、
ルールを守らずに過剰に捕獲すれば同じです。
とても残念な事態が地中海で起こっているわけですね。
日本人の私がこれを憂いていると
グリーンピースあたりがジャップが何を言うかと言ってきそうですね。
正直、日本の消費者がこれを誘導する原因である、あった。
そのことは否めませんよね。
バブル時代に金にあかせて世界のマグロ資源を買い集め、
あるいは漁場を開拓してそれまでよりも安く堪能してきました。


↑ ↑
すべて余さず食べるのは我々だけかも知れませんが。
そんなに日本人を引き付けるマグロ料理ってなんだ?
って、いつのまにかマグロ料理を世界の人気料理にしました。
日本がバブルはじけて高値取引から手を引いて、
行ったんマグロ漁に手を染めた海外の漁師が
地元で消費を拡大せざるを得なかったのも問題ですよね。
残念ながら日本人にとって、自爆行為でした。
松茸は匂いの問題でそれほどじゃないけど、
マグロ料理は誰にでも受け入れられますもんね。
今や世界的な料理である日本料理の中でも
クロマグロの寿司やステーキが人気が高いのは世界じゅう共通。
BSEの問題も牛肉からマグロへのシフトに働きました。
そして魚が好きな中国人も経済開放で買い集めます。
値段はどんどんつりあがります。
それならもっと取って売ってやれ、そう思うのも一因です。
おいしそうです(^^ゞ
でも、やっぱり最終的にはその漁業に携わる人のモラルでしょう。
地中海沿岸の漁業にかかわる人たちに
未来のことを考えて無茶な漁獲を自制してもらえたらいいのですが。
ICCATによると、現在、地中海では毎年5万トン以上のクロマグロが捕獲されているが、生息数を維持するためには短期的に1万5000トンに制限する必要があるという。(c)AFP
漁獲制限をみんな守って大事に資源活用してほしいものです。
(日本人は守っているという前提で書いてます^^;)
生活苦しいのはわかるけど、絶滅の危機にひんして
地中海でのクロマグロの捕獲がすべて向こう10年間とか
禁止されちゃったらそれこそ自爆行為じゃないかなあ。
マグロはほんとに好きですけど、
他にもおいしい魚はいっぱいあります。
マグロ漁獲量はもっと低くていいと思うけどな。
そしてそれなりに高くていいと思います。
高いものをそれなりにお金払って珍重していただけば
それでいいんじゃないかと思うんだけど、だめかなあ?
これからもずっと世界中の人が楽しめる味であればいいなと
(金持ちしか食べられないけど)
そう思うのであります。


