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マグロの釣り方 〜延縄釣り〜

先日の記事の一本釣り漁法と異なり、

一網打尽的な(といっても網ではない)釣り方が延縄釣りです。
日本で考案された漁法だということです。

青森の大間の対岸の、北海道の戸井の漁港の船は
この漁法でマグロをとります。
さて、どんな方法でしょうか?


これは、秋の小学校に行ってもらえばよくわかります。
??(゜_。)?(。_゜)?
運動会の、パン食い競争みたいなものだと思ってください。

船尾からメインとなる"幹縄(みきなわ)"を流し、
これが沈まないよう400メートルごとに
"浮縄(うけなわ)"につないだ浮きを投げ入れていきます。

"浮縄"から"浮縄"までを"一鉢"と呼び、"一鉢"ごとに、
"幹縄"からから七本の"枝縄"を垂らします。

30メートルの"枝縄"の先端に、餌の付いた釣り針がついています。
漁船は全速力で走りながら、船尾から"延縄セット"を投入します。
もたもたして巻き込まれるとそのまま海に沈められ、命に関わりますから、
非常に緊迫感の溢れる漁法となります。

幹縄の長さは、約100kmにも及ぶそうです。
釣り針の数は2000本を超えます。


数時間かけて投入して、数時間魚がかかるのを待って、
再び数時間かけて巻き上げます。

一度の延縄漁ではマグロが50匹ぐらいかかるそうです。w( ̄▽ ̄;)w

釣り上げたマグロは船上で迅速に処理されます。
まず尾が切り落とされて暴れるのを防止します。

次にエラを切って血を抜き、頭を刺して活けします。
(これはふつうの魚と同じですね。)

そして、内臓をとってからよく海水で洗い、目方を量り、
血抜きのため頭を下にしてフックに掛けて、
船上のマイナス60度の冷凍庫に入れます。

つまり、一本釣りと違って延縄漁は港の工場が
そのまま載ってるるような巨大な船でないと出来ません。

釣り上げてすぐに冷凍処置が出来るので
夏場は大間のマグロより価値が高いことは先日書きました。
ですが、ここにはひとつ問題があります。

延縄を落としてすぐに餌に食いついたマグロは、
船上に巻き上げられるのはほぼ半日後です。
マグロは大量の酸素を必要とする魚で、泳ぎ続けないとすぐ死にます。
酸素不足は死んだマグロの身をどんどん劣化させます。

したがって、延縄漁で捕獲されたマグロには
同じ船から上がったとしてもピンきりの差が激しいのです。


ピンのマグロはそのかわり、すごい高値で取引されます。

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posted by osakanasan at 22:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | マグロの雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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