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マグロを網で捕まえる

マグロを捕まえるのには網ではなく、釣り上げるのが理想です。
なぜなら、魚体を傷付けることなく、迅速に水揚げできますから。

大量の酸素を必要とするマグロのような回遊魚は、
捕獲されて酸素不足になると肉質がどんどん落ちますから、

捕まえた後で迅速に処理できるのは釣り上げた方がいいのです。


とはいえ、あんなでかい魚を釣り上げる苦労は並大抵ではなく、
網で取れれば楽ですよね。
所詮は回遊魚ですから、ほかの魚同様に網で取ることも出来ます。
その方法は主に次の二つになります。



定置網漁

マグロに限らずブリなど、回遊魚一般に向けた漁法です。
一定の水面に固定して網を敷設するので、近海の浅い所で泳ぐ魚が対象です。

一本釣りと同じで、150キロぐらいまでのマグロが捕獲されます。
回遊魚はいっぺんにたくさん、網にかかる場合があるので、
一本釣りに比べると若干時間が掛かり取り扱い方が遅くなります。

網を上げることもあり、大きな船なので人数は大勢乗っているのですが
処理時間はどうしても一本釣りには負けるようです。 

佐渡(新潟)、大船渡(岩手)、気仙沼(岩手)、氷見(富山)
などの漁港に水揚げされるマグロはこの漁法で取られるものがほとんどのようです。


巻網漁(まきあみ)

機動性のある漁船で魚群を網で取り巻いて、徐々に狭めて一挙に獲る漁法です。
手っ取り早いので、外国ではほとんどこの方法が取られます。

しかしこの方法は問題点が大きいのです。
ひとつは大量に漁獲できるために、乱獲につながります。
日本の漁船がこの方法をあまりとりたがらないのは
資源を枯渇させたくないと思っているからです。

そして二つめは、一気に巻き上げるのでマグロの暴れっぷりも激しく、
結局、身質が傷んで商品としての価値はずいぶん低くなります。

輸入物のマグロが安い理由のひとつにこれがあります。
扱いが荒いから、いい魚のはずなのに傷んでしまっているのです。


日本でこの方法でマグロが水揚げされる代表的な港は、
境港(鳥取)、塩釜(宮城)、三陸(宮城)だそうです。

巻網漁の港から上がる分は釣り港のものより安く取引されます。

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posted by osakanasan at 22:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | マグロの雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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