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地中海のクロマグロは絶滅に向かっている?

クロマグロが資源としての危機に面しているのはわかっています。

もともと魚の生態系のトップの生き物ですから、環境変化による影響は最も強く彼らにおよびます。

さらに人間が喜んで食べることが問題ですよね。

確実に漁獲高は減っているし、メジとかヨコワと呼ばれる子供が
乱獲されているのも哀しいことです。



網にかかっちゃった子は美味しくいただくべきなのですが・・・。

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posted by osakanasan at 21:59 | Comment(0) | TrackBack(6) | マグロの雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マグロの漁法は何が適切なのか?

マグロの漁法は何が適切なのか?
そんなことをここで議論しても始まらないのかもしれないけれども
まあ、行きがかり上(笑)。



日本から発信されて世界中で使われているマグロ漁法では
延縄漁(はえなわ漁)というのがあります。

マグロの釣り方 〜延縄釣り〜

江戸時代に千葉・房総半島で始まったとされる「はえ縄漁」は、
海中の深部を回遊するクロマグロやメバチマフロなどの
大型魚を狙うもので、今や世界中のマグロ漁業者が活用してます。

取った魚の身が崩れにくいため
刺し身用のマグロの捕獲に適しているのです。
つまり高く売れるわけだですね。


これに対し、発展途上国を中心に最近増えているのが、
「巻き網漁」。

マグロを網で捕まえる

こちらは海中の浅いところを回遊する比較的小さな個体を狙います。
でかいクロマグロだと網、破れるしね(爆)。
キハダマグロやカツオが狙いで、一網打尽ってやつですね。
こちらは魚体が痛むので、主に缶詰用として出荷されます。



漁獲規制をめぐる国際会議では、
この2つの漁法がしばしば対立してきました。

エサにマグロが食らいつくのを待つのがはえ縄漁です。
網で一気にすくい上げる一網打尽なのの巻き網漁です。

はえ縄が1日1トンも取れないのに対し、
巻き網の漁獲量は多いときには1日200トンにも上ります。


この書き方だけを見ると巻き網漁は好ましくない感じですね。
はえ縄漁法の擁護側が
「巻き網は親になる前の魚を取るので、資源は先細りになる」
と批判するのも納得なのですが、
巻き網漁法擁護側の理屈は
「はえ縄は親の魚を取るので、(ターゲットの)子供が生まれない」
といった感じで、議論はかみ合わないです。


クロマグロやメバチマグロも、魚体が小さく若いうちは浅いところを泳ぐ。巻き網漁は集魚装置(FADs)で魚を集めて一気に取るので、クロマグロなども取れてしまう。巻き網漁はすべきではない!
と言う意見。

(゜ー゜;)(。_。;)(゜-゜;)(。_。;)ウンウン

巻き網側はそもそも若い魚は自然減少率が高いという科学的データを基に、「若いマグロを大量に取っても資源に与える影響は少ない」と反論している。巻き網漁による漁獲量が近年急増していることについても、「刺し身と缶詰で市場規模が違うことが原因」と説明している。

(○ ̄ 〜  ̄○;)ウーン・・・


う〜ん、どうなんでしょう?
どちらにしろ、総量規制が大切ですよね。

日本にも巻き網量のマグロ漁船はありますが、
35隻に制限されています。その上、枠は1万5000トン。

これに対して海外は900隻以上で事実上野放し操業。


日本が輸出入に制限をかければ市場が反応していた昔と異なり、
今では中国をはじめとする世界中でマグロ食がブームで、
市場は日本以外に山ほどあるのです。
捕れば売れる。高く売れる。

貧しい人たちが豊かになりたいからとめちゃくちゃやっている。
これと同じことを欧米も日本も繰り返してきたわけです。
われわれは振り返って批判や制限する余裕がありますが、
明日の食費を求める彼らに世界資源保護を訴えてもなかなか伝わらない。

どうするのがいいのでしょうね。。。
posted by osakanasan at 13:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | マグロの雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マグロの卸売価格が1〜2割上昇したそうです。遠くなるなあ、マグロの味が。

マグロの漁獲制限に関して、
ここでは11月ごろからかなりしばしば話題にしてきました。

もちろん、世界的な乱獲が続いて、漁業資源としての枯渇は心配です。
クジラみたいにわかわかんない漁獲制限がかけられたらかないません。

そういうこともあって、日本が率先して
1月には漁獲制限のための国際会議を開いたりもしました。

詳しくはカテゴリの漁獲制限関係を見てみてくださいね
マグロの雑学


で、当然ながらと言うか残念ながらと言うか、
結局やっぱりマグロの値段は高くなるんですね。

マグロが遠い食べ物になっていくのか・・・。




ちょっと悔しいです。

ほんとうはクジラにしてもマグロにしても
上手に美味しく食べているのは日本人なのに、
他の国の人がいい加減な食べ方で乱獲して
(つっても高く売れるところだけ日本に売るんですけど(^^;))

その性で食べられなくなっていっちゃう。

好きに食わせろ〜!(爆)




マグロの卸売価格、前年比1―2割高…水産庁が見通し

2月24日3時6分配信 読売新聞

 水産庁は23日、刺し身向けマグロの価格指標となる東京都中央卸売市場の冷凍マグロ(クロマグロ、ミナミマグロ、メバチマグロ、キハダマグロ)の1〜3月の平均卸売価格が、前年同期と比べ11〜20%高い「強含み」となるとの見通しを発表した。

 市場関係者は「クロマグロやミナミマグロの今年からの漁獲枠の削減を見越し、価格が高止まりしている」(社団法人・漁業情報サービスセンター)と分析している。

 例年、マグロの卸売価格は、正月向けの需要が高まる年末をピークに値下がりする傾向にある。

 だが、今年1〜3月は、昨年10〜12月(1キロあたり1423円)と比べても、0〜2%高くなる見通しだ。

最終更新:2月24日3時6分
読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070223-00000115-yom-bus_all
posted by osakanasan at 18:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | マグロの雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マグロ漁船の危険

マグロ漁船の危険

お正月ドラマの「マグロ」をご覧になった方は多かったと思います。
このブログでも二回ほど記事を書きました。

「マグロ」っていう正月ドラマ放映!
マグロ、撮影快調!

当日は仕事が押していてまったく見れませんでしたが( ┰_┰) 、
渡哲也と松坂慶子の演技ももちろん競演の大勢のベテランや若手も
ストーリー自体も高評価でした。

45%の視聴率とは驚くべきものでした。


俳優が豪華であり、ストーリーも良かったことはさりとて、
このドラマが当たったのはやはりマグロのことを
日本人がとても好きだからでしょう。

日曜日の午後などにかなり高頻度で流される
芸能人レポーターのグルメ紀行などでも、
かなり高頻度でマグロ漁の取材は流されます。


そんなマグロ漁の中でも、大間をはじめとするいくつかの地域の
豪快な一本釣りは画像的にも大人気ですが、

マグロの釣り方 〜一本釣り〜

実際には世界の主流は延縄漁です。
これは日本のマグロ漁師が発明した画期的な漁法で、
今や世界中で用いられています。

マグロの釣り方 〜延縄釣り〜


その延縄漁の取材で、残念ながら遭難事故の報道です。


2007年02月11日

テレビ番組撮影のカメラマン同乗のマグロ漁船不明 種子島沖

との報道でした。

10日午後2時半ごろ、宮崎県の日向市漁協から
「鹿児島県の種子島沖で漁船1隻と連絡が取れなくなった」
との通報が細島海上保安署(日向市)にあったそうです。

漁船には共同テレビジョン(東京都中央区)の委託カメラマンら3人が乗っているとみられ、
第十管区海上保安本部(鹿児島市)が巡視船やヘリを派遣し、捜索しているとのことでした、
それが10日の報道だったのですが、

不明になっているのはマグロ延縄漁船「幸吉丸」(9・1トン、是澤幸広船長)。
是澤船長(48)と甲板員の山中道夫さん(56)の二人に加えて、
福岡市の技術カメラマンの林洋平さん(29)が乗っていたそうです。

8日に日向市漁協を出港し、
9日午前9時ごろ種子島の南東約90キロの沖合で連絡してきたのを最後に消息を絶った。


この報道ですが、続報で、2月11日のテレビで
「幸吉丸」が船尾だけを浮かべて海底に船首を向けて漂っているのが報道されました。

11日午前6時40分ごろ、宮崎県串間市の都井岬から南東へ 約130キロの太平洋で
転覆しているのを、捜索していた同漁協の漁船が発見したそうです。  

周囲には人の気配はないようです。。。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070211-00000101-yom-soci


共同テレビによると、林さんは同社と委託契約を結んでいる福岡市の会社に所属していて、
テレビ東京系列が3月に放映する予定の
「ニッポンの凄腕漁師」の撮影のため、漁船に乗り込んでいたそうです。


10日午後4時ごろの現場付近の海上の天候は晴れでしたが、
北西の風10メートルが吹いていたそうです。

この程度の風は沖合いなら当たり前に吹くもので、
おお時化というわけではなく、どうも機関故障ではないかと言うのが
漁協などの見方です。

みんなが大好きなマグロの取材に関する報道なだけに、
扱われ方も大きかったようですが、

マグロのドラマなどにしても、緊迫感を出すために
あえて安全ではない方法で漁をしたりしたそうです。

というのは、現代では一本釣りでかかったマグロには
最後は電気ショックでしびれさせて釣り上げるそうなのですが、
渡哲也さんの番組ではそれをせずに、
ビチビチ言ってる200kgのマグロをそのまま釣り上げたのだとか。

マグロが跳ねれば簡単に骨折してしまう危険があります。
オートバイがはねてふってくるのと同じですから。

曙さんのボディープレスとか・・・(^^;)


今回は延縄漁なので、カメラマンも一人だけだし、
無理な撮影の性などではなかったと思うのですが。。。



ほんとうに安否が気遣われます。


ちょっと心配な事故の話ですみませんでした。

それだけやはりマグロは愛されていると言うことですね。

マグロの雑学
マグロのドラマ
大間のマグロ




posted by osakanasan at 17:04 | Comment(0) | TrackBack(2) | マグロの雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マグロ漁獲枠削減をめぐる問題  ちょっと皮肉

マグロ漁獲枠削減をめぐる問題  ちょっと皮肉


マグロ漁獲枠削減をめぐる問題に関して、やめようかと思ったけど書きたいから。

実は現在、マグロの数が減少している原因のひとつに
クジラが増えているということも絡んでいます。

「クジラは知性の高い可愛い動物だ!そんなクジラを食べるなんて人間性のかけらもない!」

声高に叫ぶ欧米の動物愛護団体の皆さんの活動に押されて、IWFの決定によって
日本や韓国、アイスランドなどの捕鯨国は商業捕鯨の停止を余儀なくされています。
これによって何が起こっているかというと、
小型クジラの一種であるザトウクジラがすごいスピードで増え続けています。

彼らが主食とするプランクトンや小魚類は、マグロにとっても主食なのですが、
マグロよりも大きくて活動的で、魚を捕まえるのも上手なザトウクジラたちは
マグロの食べる餌をがんがん食べて増えています。

被害はマグロだけでなく、シロナガスクジラにも及んでいるのですが、
まあ、それは置いておいて、ともかくクジラが増えるのと反比例してマグロは減り続けています。
そのことに関しては日本などの捕鯨国から何度もデータが提示され、
ザトウクジラの捕獲をある程度進めるべきだという案も提示されるのですが、
反捕鯨国の主張は

「クジラは知性の高い可愛い動物だ!そんなクジラを食べるなんて人間性のかけらもない!」

こればっかり。┐('〜`;)┌


もちろん、日本を始めとした漁業国の乱獲も原因のひとつなのですが、
感情に任せた安易で非科学的な動物保護が何を招くのか、
それが理解できないとは知性のかけらもないと言いたくなります。ヾ(-д-;)ぉぃぉぃ

業を煮やしたアイスランドはIWFを脱退し、クジラを自由に取るということを宣言していますが、
それに対して反捕鯨諸国からはさまざまな政治、経済的圧力がかけられます。

まったく同じことが今、マグロでも進んでいるのではないかという危惧が少しあります。
日本人ほどにはマグロを食べることのない国の人たちが
もっと直接的に言うと、
牛肉などの畜産業界が政治的発言力を持っている欧米諸国の人たちが、
クジラに続いてマグロの漁獲をも中止させようとしているように思えます。


ま、これは私の妄想かもしれませんけどね。妄想ならいいな。


posted by osakanasan at 20:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | マグロの雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マグロ漁獲枠削減をめぐる問題 価格はどうなる

マグロ漁獲枠削減をめぐる問題 価格はどうなる

マグロの漁獲枠をめぐる問題に関してここでも度々触れてきましたが、いくつかの情報追加です。


まず、朗報?からですが、

中西部太平洋マグロ類委員会(WCPFC)総会は、事前協議で10〜25%の漁獲制限の案が出ていた
メバチマグロ、キハダマグロの漁獲に関して現状維持で経過観察、ということで落ち着きました。
これらはクロマグロやミナミマグロに比べると価格の安いマグロであり、
スーパーや回転寿司、普及価格帯のマグロ料理などの価格は維持される方向にあると思われます。

これに対して、大西洋マグロ類国際保存委員会(ICCAT)の方は予定通りに
大西洋のクロマグロ(ホンマグロ)の漁獲枠を20%カットで決着しています。
ミナミマグロ保存委員会(CCSBT)の決定により、ミナミマグロの漁獲制限もすでに決定しており、
高級マグロはすべて漁獲制限により減産を強いられることになります。

そうなると、高級料理店やふつうの寿司屋のマグロの寿司は高くならざるを得ないでしょう。


実際のところどうなのか?

産経新聞の12月18日付の新聞に載っていたのですが、
ホンマグロの生に関してはすでに30%前後の値上がりが見られるとかで、
流通量を考えると便乗値上げとしか思えないそうです。

それでも高級料亭や寿司店の仕入れ値が跳ね上がるのは間違いなく、
マグロ料理を売りにしているところは値上げをするか工夫をするしかないでしょう。
でも、そういうお店のお客さんはマグロの値段が上がったぐらいで騒ぐはずもないので、
売れ行きや流通の大勢には影響ないのかもしれませんね。


では、一般に流通しているマグロは?

スーパーで手に入るキハダ、メバチ、ビンチョウに関しては
大きな変動なまだまだ当分は心配いらないのではないでしょうか。

クロマグロにしても高級料亭に行くようなよいものはもともと出回っていないので、
冷凍から少しずつ出てくるでしょうが、品薄は間違いないから高くなる。
でも、値段を上げたらみんな買わないわけで、やがて市場から消えるのではないでしょうか。


ということで、マグロの漁獲制限が我々の食卓を強く脅かすことはないと思います。
それよりもマグロの資源保護のことを考えなければいけませんね。
posted by osakanasan at 20:16 | Comment(1) | TrackBack(0) | マグロの雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マグロの最大消費国の責任

マグロの最大消費国はどこであろうか?

もちろんご存知のとおり、わが国、日本である。

このブログではこれまでマグロの美味しさを主に伝えてきた。
関連する記事として漁獲方法や漁獲制限の話題も載せてきた。

しかしなぜ漁獲制限が必要なのか、我々が何をなすべきかという意見は述べてこなかった。
だって堅苦しいとマグロが美味しくなくなるんだもん。(笑)

だけどやっぱり、マグロの資源保護について考えなければならない。


世界のマグロの漁獲量であるが、ホンマグロは全世界でおよそ4万2千トン。
日本での輸入量は2万2千トンで、実に世界中のホンマグロの50%以上を日本人が食べているのである。

11月にICCATという、42の加盟国で作る国際的な資源管理機構での会議で取りざたされたのが、
ホンマグロの漁獲量の7割以上を占める地中海産のマグロの漁獲割り当てだ。
ヨーロッパ諸国は主に日本をターゲットにマグロを捕獲し、
大きな生簀で餌をたっぷり与えてトロの部分を増やし、日本に輸出する。

こんなに高値で買ってくれるのはマグロ大好きな日本人以外にいないのだから。
もちろん、輸入される畜養マグロは高級料亭や高級寿司屋にに行くわけではなく、回転寿司やスーパーで安く出回っている。
そう、我々がふつうに食べるホンマグロのかなりがこのヨーロッパ産だ。

漁業者が決まりを守って捕獲して輸出してくれていれば問題はまだ先送りできたらしいのだが、
日本に輸出すればほんとに儲かるので、ヨーロッパ諸国は喜んでマグロを捕まえては輸出するわけだ。

それに反発して漁獲制限を声高に叫ぶのがアメリカ。
鯨のときもそうだが、なにやら少し政治的な匂いもするのがうさんくさいが、
だとしてもマグロ資源が減りつつあるのはWWFも認めている。

問題なのは、BSE問題やDHCや味の良さ、日本料理の普及などでマグロを食べる文化が日本以外の各国で根付き始めたこと。
これにより、世界中のマグロ消費量もすごい勢いで上がりつつある。

ということは今後のマグロ資源の確保は日本一国の問題ではなく、
永続的に世界中のヒトがマグロを楽しむために、
今現在の取りすぎを控えろというのがICCATの主張である。


振り返って日本。
人気がある食材だから、世界中の漁港を飛び回ってマグロを買い付けてきた。
金に飽かせて買い付けることで、金に目がくらんだ漁民が乱獲を続ける。
金に飽かせると行っても、国内のマグロよりはるかにやすく手に入れることができるのだから買い付けに行きたくなるのが人情だ。

そしてそのことを知らずに我々は喜んで安いマグロをバクバク食べている。
この数年間でマグロの値段がものすごく安くなったのはそういうことだ。


でも、そろそろ、ちゃんとしたマグロをちゃんとした値段で食べることにめざめないか?
そんなちゃんとしたマグロの値段になったら回転寿司からマグロがきえてしまうやないか!って、そう思う?

うん。少しは高くなるだろうけど、それでも、
このままバクバク安いマグロを食べることで、10年後に幻の魚になるよりは、
少し高い魚を適正に食べることで、10年後にも同じ値段で同じぐらい
食べることを考えてもいいのではないだろうか。

何が言いたいかというと、寿司屋やスーパーでマグロの値段が上がっても、
文句を言うのではなく、ずっと食べ続けるための選択だと思って
ありがたくいただきましょうということだ。

なんだか変な話になってしまったけれど、今日はそんな意見を書いてみました。
posted by osakanasan at 21:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | マグロの雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

メバチマグロ、キハダマグロも漁獲量削減の勧告


メバチマグロ、キハダマグロも漁獲量削減の勧告  

回転すしのネタなど、安いマグロの材料として使われるメバチマグロとキハダマグロの漁獲量について、
漁獲枠を管理する国際機関が加盟国に漁獲量を削減するよう勧告していたことが明らかになった(11月20日)。

日本で主に食べられているマグロの種類が5種類であることは以前の記事で述べた。
 マグロの種類

このうち、メバチマグロやキハダマグロはたくさんとれて、しかもそこそこ美味しいことから
安いすしネタ、あるいはスーパーでのマグロの安売りなどに重宝されてきた。

ところがこれもまた、
「日本人が食べすぎだ!だからマグロが絶滅する!マグロをあいつらから救え!」
そう思われているらしい。┐('〜`;)┌

農林水産省によると、中西部太平洋まぐろ類条約の科学委員会WCPFCが今年8月に
「資源量は持続可能なレベルにあるが、将来の減少を食い止めるため漁獲量を引き下げる」として、
加盟国に対して一律にメバチマグロの漁獲量を25%、キハダマグロも10%削減するように勧告したということだ。
最終的な判断は12月の会合で検討される予定である。
(WCPFCは12月10日からサモアで開く会合で漁獲枠の削減を検討する。)

日本が毎年大量に漁獲している中西部太平洋のメバチマグロについて、
この海域の資源管理機関、中西部太平洋まぐろ類条約(WCPFC)の科学委員会が勧告したというところがみそだ。

WCPFCによると、2005年の中西部太平洋のメバチマグロの漁獲量は16万3000トン余りで、
統計がある1972年以来、最多を記録。97年以来の過剰な漁獲状態に歯止めがかかっておらず、
現状の漁獲量が続けば、2015年以降に資源状態が急激に悪化する可能性があるとのコンピューターシミュレーション結果が出たそうだ。

委員会はキハダマグロについてもコンピュータシミュレーションの結果同様の評価結果に達し
「資源を維持するためには現状の漁獲量を10%削減することを勧告する」とした。



 水産庁によると、この海域での日本漁船によるメバチマグロの漁獲量は3万トンを超え、世界第1位である。
近年、安い刺し身やすしの材料として人気が高まり、消費量が増えている。
実際のところ、メバチマグロの場合世界の総漁獲量の35%を、キハダマグロでも10%近くを日本が輸入しているらしい。
国内消費量の75%もこの2種類のマグロが占めているらしい。
ちなみにホンマグロとミナミマグロは50%以上を日本が輸入している。(笑)

まあ、これでは日本が諸悪の根源として槍玉に挙げられるのもしょうがないかな。
だが、1997年から漁獲量が激増しているキハダマグロは日本以外での消費が圧倒的である。
この点、日本だけが攻撃されやすいというのはいつものことだ。

農林水産省ではメバチマグロやキハダマグロの漁獲量については「年々増加している」としながらも
「現時点では資源は良好でただちに削減が必要とは考えていない」という意見である。

よし!12月10日はがんばれ〜〜〜!

でも、実際に将来的なことを考えたら、少しは削減の方向でよいと思う。(弱腰)
posted by osakanasan at 20:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | マグロの雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ホンマグロも漁獲制限へ。どうなるマグロ市場?

ホンマグロも漁獲制限へ。どうなるマグロ市場? 11月27日


クロアチアで年次総会開催中のマグロなどの資源管理機関、大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)が
11月26日の会議において、東大西洋・地中海の2007年のクロマグロ(ホンマグロ)の総漁獲量を
現在の3万2000トンから2万9500トンに削減する制限をかけることで合意した。
ホンマグロの総漁獲量は今後も段階的に減らし、2010年には現在より2割減の2万5500トンとする予定である。

ホンマグロは、近海産の名前ばかりが有名だが、実は国内流通量の約6割を地中海産の輸入に頼っている。
したがって、これが11%も減るということは、安いホンマグロの11%が減るということに他ならない。
そのままスーパーマーケットや普通の寿司屋のマグロの値段に跳ね返るのは必死だ。

以前にも記事で触れたが、ホンマグロと並んで高級マグロの一種であるミナミマグロについても、
10月に別の国際機関が日本の漁獲枠を07年から5年間半減する決定を下している。
(これは日本の漁船が漁獲制限を越えて密漁していたということへの懲罰的な意味合いもある。)

ということで輸入・漁獲量の減少により、ホンマグロ、ミナミマグロの国内流通価格が上昇するだろう。
ホンマグロの国別の漁獲枠は日本が2830トンであるが、割り当て配分については1月下旬に再協議される。

ICCAT総会では、捕獲後のマグロをいけすで飼育して脂肪をつけてトロの部分を増やす
「畜養マグロ」が乱獲の原因と指摘された。
これについては以前、このブログでも触れたことであるが、マグロの価値を高めるとはいっても、
健康な飼育方法ではないし、死亡率も高いらしく、食べる方も残留抗生物質などが心配であ
このことからこの枠に関しては絞られてもしょうがないだろう。

喜ばしいことには、この畜養マグロに関して漁獲禁止対象を、
現在の「10kg未満」から「30kg未満」に引き上げることになったことだ。
メジマグロまで畜養マグロの対象にするのは、トロの比率を考えると畜養マグロ業者の気持ちはわかるが、
幼弱な魚が汚い環境に弱いのもまた明らかであり、大メジも終わって確実なマグロのみを扱うのは
資源保護の点からも、環境への配慮の点からも望ましい選択である。



ともかく、マグロ産業を取り巻く環境がますます厳しくなってきたことは確かだ。

先日は普及価格帯のマグロであるメバチマグロとキハダマグロについても
漁獲枠制限の考えが中西部太平洋まぐろ類条約(WCPFC)から提案されている。
(こちらは12月に会議の予定)

長く美味しく食べたいから、マグロ資源保護のための漁獲制限には賛成するのだが、
鯨の漁獲制限に政治的、宗教的な思惑の動物愛護家の一方的な思い入れが絡んでいるように、
科学的議論を無視して反対する立場の国家の多数決だけが暴走するような事態になる。

マグロではそうならないことを祈るしかない。
posted by osakanasan at 20:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | マグロの雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

メジマグロ

メジマグロ 著 者: さなかひより

メジマグロ。
ホンマグロ(クロマグロ)の幼魚です。
東北ではシビ、関西ではヨコワと呼ばれています。

ホンマグロというと大間とか戸井とかの一本釣りのイメージが強いけれど、幼魚のメジマグロなら相模湾で遊漁船から釣れちゃいます。

釣り期は夏〜冬。晩秋のメジマグロは脂ものって、お手軽マグロとしては最高です。

幼魚だからと言ってバカにしてはいけません!
相模湾でも時々5〜6キロサイズもあがるんだから〜。
油断してると一瞬でブチッとハリス切れ。(笑)

カツオと同じくカッタクリを使った手釣りで釣るとしっかり「漁師気分」が味わえます♪

決して楽な釣りじゃないけれど。(笑)

鳥山の下にはメジマグロがウヨウヨ♪
目に見えるところでガツンと食ってくる興奮は経験した人じゃなきゃわからない!一度経験すると病みつきになります。(o^−^o)

下からメジマグロやカツオやシイラ、上からはカモメが水面のイワシをめがけて突進します。
そんな中でのメジマグロ釣りはタイミングが命です。
イワシの群れはあっというまに移動してしまうから。ちゃうから。

運よく一瞬のチャンスをしっかりモノにした人だけが美味しいメジマグロを手に入れることができます。


お刺身、寿司ネタ、煮物、揚げ物、焼き物となんでもOK。

ヅケだれを作ってしばらく漬け込んだヅケを使った「ヅケ丼」や「ヅケ茶漬け」もおいしい!
薬味と胡麻をたっぷり入れるとついつい食べ過ぎてしまうけど。(^_^;)
大人のマグロと比べると、どうしても水っぽい身肉になるので、ヅケにするのはかなりお薦めです♪


大きなマグロは熟成させて食べるけれど、メジマグロは獲れたてが一番美味しいです。
鮮度が命なので新しいものを選びましょう。

赤い血水が出ていたり肉質が黒っぽくなっているものはダメ。
赤身の色がきれいな赤で透明感があり表面にツヤのあるものを選ぶこと。
身焼けして身肉がふわふわしたものは避けましょう。

お店で新鮮な中落ちがあれば、即買いです。
中落ちは身質の判断にも使うところだからとっても美味しいです。
ついつい綺麗にカットされた身肉に目が行き勝ちですが、メジマグロの頭や中落ちはとってもお得です。

中落ちはお刺身や丼に。
頭はオーブンでそのまま焼くだけで手軽に美味しく食べられます。


ちなみにこのマグロの呼び名。
20キロ以下のものを「マメジ」、20〜30キロのものをホンマグロまたは中房というそうです。
中房というのは金華山沖〜北海道沖でとれる30キロものをそう呼び、真のホンマグロと呼ぶのは30キロ以上のものだそうです。


このアーティクルの元記事はこちらです。
写真も掲載しています。


メジマグロ/「お魚!お魚!お魚!」
http://sakanablog.blog72.fc2.com/blog-entry-9.html


********************
お魚!お魚!お魚!
http://sakanablog.blog72.fc2.com/

article magic!
http://articlemagic.blog79.fc2.com/

さなかひより
********************


アーティクルリソース:http://www.viralarticle.com/

posted by osakanasan at 02:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | マグロの雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

伝説のマグロ名人

伝説のマグロ名人がいるという。

日本のマグロ漁業関係者で知らない人がいない、
と言われるマグロ漁の名人がいるらしい。
多くの水産会社や総合商社が世界中からその男を顧問にしようと
札束を持って押し寄せたのに彼は一顧だにしなかったとか。。。

そんなにすごいのだろうか?

実際にどのぐらいすごいのかは聞きかじりなのでわからないのだが、
確かにすごい人だなと思う情報があったので載せてみた。


まず、彼はマグロを飼いならして捕獲するのである。


 それは、マグロの習性を利用するのだ。

マグロは回遊魚であるが、回遊魚は何か大きなものについて泳ぐ習性がある。
たとえばシイラが海に浮かんだブイの周りをうろうろしているのは有名な話だし、

初めてヨットで太平洋を横断した冒険家、堀江謙一さんの
「太平洋一人ぼっち」
にも、鯖のような青物の回遊魚がヨットについて泳ぐので
それを素手で捕まえておかずにした、という話も有る。

サーフィンやってるとボードの周りに妙に魚が多い気がするのも
(ときどきボードの上に乗ってきてびちびちしてるあほ魚もいる。)
サーフボードと並んで泳ぎたがる魚の習性だろう。


で、この名人、マグロの群れを見つけたらしばらく餌をまき続ける。
マグロは、こりゃいいや、ってんで餌を食べ続ける。
でも、しばらくひたすら餌だけをまく。

そのうち、マグロは安心しきって、しかもこの船について泳げばなぜか餌が豊富だから
一生懸命船に付いていて泳ぐ。

そのうち、針と糸の付いたえさがいっせいにたらされるが、
マグロは安心して大口開けて飲み込むのである。。。



どうしてそうやってマグロを飼いならすような必要があるかというと、
船付きにするだけでなく、安心させるために極めて効果的らしい。

というのも、あの巨体のマグロ、ああ見えてなかなか臆病らしい。
船のエンジン音に対してはやはり軽快するのが普通ということであった。
だからずっと一緒に泳いで、そのうち、エンジン音にマグロが慣れるまで待つのである。


そしてもうひとつ驚くのが、マグロを満腹にさせる必要があるということ。
満腹にしたらもう餌を食べないんじゃないかって?

どうやらそれが逆らしい。
警戒心の強いマグロは、自分がお腹がすいているときほど餌に対して慎重に行動するらしい。
そうすることでしか、自然界ではあそこまで大きくなれないのかもしれないが、
それゆえ、いきなり針付きの餌をたらしても、動きが不自然なので食いが悪いらしい。

ところが驚くことに、彼らは餌を食べて食べてお腹一杯になると警戒心が緩み、
そして面白いことにお腹がパンパンでも食欲は緩まないらしい。
これも野生の悲しさというか、食べれるときにはできるかぎり食べてしまおうという
そんな習性が身についているわけ



それをみごとに名人に見透かされた。。。


もちろん、私がこうしてここで情報を披露していることから、
この名人のやり方は今やマグロ漁業関係者なら誰でも知っている方法だ。
(知っているからと言ってみながやるわけではないだろうが。)

だが、名人はそこまでにどうやって到達したのだろうか?
独自の勘などではない。

もちろん、勘もある程度はあったかもしれないが、
彼はマグロ漁を数年かけて徹底的に研究したらしい。
海軍出身だった彼は、もともと海流の読み方や気候の読み方には詳しかったが、
それに加えてどんな条件でマグロが餌を食べるのか、どんなものを食べているのか、
そんな海流や温度でどんな行動をとりやすいか、そして上に書いた船つきの習性。

そういったものを数年かけて逐一検証した結果、そのような名人になったという。


何事も研究心旺盛であること、そして地道な努力を怠らないことが
最終的な大成功への確実で、実は最短の道なのはまちがいない。

このマグロ名人の話にも見て取れる真実である。
posted by osakanasan at 20:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | マグロの雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ミナミマグロが漁獲制限に・・・

ミナミマグロの漁獲高が著しく減少したということで、
日本への漁獲割り当てだけが大幅に削られた。
(2006年10月17日ニュースより)

国内消費全体に占めるミナミマグロの割合は3%程度だから
国内には影響がない、とは総務庁の発表であるが、
どうしてどうして、割合は少なくても独自の市場が形成されていた魚である。



ミナミマグロの天然ものはホンマグロと並び、
味の良いマグロとして高値取引されている。
そのため、ミナミマグロだけの専門料理店もあるぐらいだ。

ミナミマグロはもともとはインドマグロと呼ばれていた。
しかし最近ではニュージーランド沖でも盛んに捕獲されるようになり、
インドネシア産よりも味が良いということで人気である。

前者が4月から6月、後者が4月から10月と、
漁獲量が少ないことも高級感につながり、
評価アップに拍車をかけているかもしれない。

水温の関係からか、ニュージランド産の方が味も見た目も評価は高い。
インドネシア産の方はすぐに黒くなる、いわゆるヤケが多いが、
ニュージーランド産の方は生で食べた場合の評価が極めて高い。

身がねっとりして、旨みがあることから寿司ネタにピッタリで、
とくに赤身の味が良いことで有名である。
漁法も、カツオ釣りのような一本釣りで
釣り上げてはすぐに保冷するという日本船が始めた漁法が主流のため、
ニュージーランド産の方が良い状態のものが多い。



ともかく、そういう理由でミナミマグロは日本で最近、
非常に人気の出てきたマグロであるが、
今回の制限で値段は上がるものの、
一般の人が口に出来る魚ではなくなったといえよう。

今回の決定、
日本がマグロを食べまくって獲りすぎるからマグロ資源が枯渇する、
という、
日本だけを標的にしたかのような決定であるが、

実際のところ、他の国がマグロをがんがん取り出したことの方が
大きな理由ではないだろうか?


当初は他の国でも高値取引される日本への輸出が目的で
マグロ漁獲に各国の漁民が乗り出したのだが、
日本料理の世界的な広まりで、
マグロの様々な料理法やその美味しさが世界中の人に認知されることになった。

そのため、今では各国でのマグロ漁獲の多くがそれぞれの国で消費され、
必ずしも日本には輸出されないのが現状である。


それなのに日本人がマグロを食いすぎだから、なんて。。。

でも、
確かに、マグロの美味しさを広めてしまったのは我々日本人なんだけど。

┐('〜`;)┌
posted by osakanasan at 13:12 | Comment(1) | TrackBack(1) | マグロの雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マグロの養殖方法

マグロの養殖方法は日本で開発されました。

マグロは全長3m、体重500kgにも成長する巨大な生物です。
しかも最高速度は時速160kmという、大リーグの速球投手並のスピードで泳ぐのですから、
普通の生簀では飼えるわけがありません。

ですから、どのように飼育するかというのが最初の問題でした。

それを克服したのが近畿大学の研究チームです。
答えは単純で、内海のせとないかいに直径3kmのイケスを作り、そこで養殖しました。
その程度の広さがあればマグロを怪我させずに健康に飼育できることがわかったのです。

試しに作るにはかなりの費用がかかりましたが、
幸いなことに、ここで養殖されたマグロは高値取引されるようになりました。

天然の海で育ったマグロは引き締まった筋肉に薄く脂が乗りますが、
イケスで育った養殖マグロは毎日決まった時間に餌をもらいながら
直径3kmのイケスを泳ぎ回りますので、脂が健康に蓄積されて、味が評判いいのです。


これに対して、国際的にも大いに問題になっている飼育方法に
蓄養マグロというのがあります。

これは海で捕まえたマグロを同様に生簀で飼育するのですが、
半年ぐらいの短期間で餌をがんがんに食べさせて、脂肪を一気につけます。

どちらかというと過密な生簀で餌を豊富に与えて飼育するので
脂の乗りはいいのですが病気がちです。
このため、飼料内に汎用抗生物質を入れているといわれます。
(真偽のほどは知りません。)


ですが、この方法が始まったのは、
日本人が、安くて脂の乗ったマグロの刺身を喜ぶからです。
完全に日本人の嗜好をターゲットに開発された方法です。


そろそろ、健康と自然環境を考えて、

天然のマグロや、健康的な養殖のマグロを

払うべき値段で、少しずつ、健康にいただくということを

消費者がしっかりと意識する必要があるのだとおもいます。
posted by osakanasan at 18:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | マグロの雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カジキマグロはマグロじゃないの?

カジキマグロ、ってのがありますよね。
鋭い角みたいに、口のところがとんがってる魚です。

ヘミングウェイの老人と海でも、老人と戦ったあれです。

カジキマグロは2〜3m、200kgとかになりますし、
泳ぐスピードもすごいしで、マグロみたいですが、
実は違います。

マグロはスズキ目、サバ科、マグロ属ですが、
カジキは同じスズキ目でもマカジキ科、もしくはメカジキ科となります。


でもね、前の記事に書いたマグロの旬から考えると
はずせない魚なんですよ。
2月を過ぎて少しだけ春めいてくるとマグロ類は減ってしまいます。
ちょうどそのころ、折りよくカジキ類が出てきます。

特に2月から3月上旬の春先のマカジキがいいらしいです。
八丈島、三宅島あたりのヤツで、
突ん棒漁といって船の上から泳いでるカジキの頭めがけて
モリを突き刺して獲ってきたやつが特にいい。

こいつはマグロに勝るとも劣らないそうです。
脂が強いけど、マグロよりも上品でしつこくない。

・・・らしいです。
これも食べたことないなあ。


雑談ですが、カジキマグロがものすごくたくさん食べられる地方があるの
ご存知ですか?
それはなんと、熊本なんです。

熊本でどうしてカジキマグロが好まれるのかわかりませんが、
「ハイウオ」と呼ばれて、様々な料理に重用されます。
とうぜん、一番いい頃のカジキの肉も熊本の料亭に出荷されます。


まあ、京都で、北海道でしか取れないにしんそばが名物だったり、
福岡で辛子明太子って、これも北の海のたらの卵巣が名物だったり。

日本って面白いですね。
posted by osakanasan at 19:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | マグロの雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ホンマグロにも2種類ある?

ホンマグロにも2種類あるらしいですよ。

以前の記事ではマグロの種類5つについて説明しました。

日本の食卓にのぼるマグロには大きくわけて5種類あります。


ホンマグロ(クロマグロ)南マグロ(インドマグロ)、メバチマグロ、黄肌マグロ、
そしてビンチョウマグロの5種類でしたね。


その中でも実は、ホンマグロには2種類あるのをご存知ですか?

正確には種類と言うのではなくて、地域差なのかもしれませんが、

太平洋と大西洋のホンマグロでは骨格が違うのです。


外見上は見分けが付かないのですが骨格、特に内臓を守るための腹、

俗に言う大トロの部分に入る骨の形が違うそうです。


大西洋のホンマグロは中トロ側に向かって深く骨が入り込んでいます。

それに対して太平洋のホンマグロは中トロに向かって骨が平行に入ります。

その結果、太平洋側のホンマグロのほうが赤身の部分が少ないのです。

つまり中トロ、大トロの部分が多い。


太平洋のホンマグロの大半は日本近海で漁獲されます。

近海物が珍重される主な理由は、日本人が釣って処理するから
処理が丁寧であると言うこと、

それだけではなく、もう一つの理由として

「太平洋産であるから脂が乗っている」と言うことがあるわけです。


市場に行けとは申しませんが、

テレビなどでマグロの断面の画像がある時は注意して下さい。

近海ものといいながら、大西洋産だったりしたら指摘してあげてください。

何の得にもなりませんけど(爆)



ってか、市場で指摘したら営業妨害だもの、

黙って自己判断するに留めましょう(笑)。

posted by osakanasan at 19:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | マグロの雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ホンマグロじゃなくてもうまいんだぞ!

マグロは時期によって味が変わります。

前の記事で書いた5種類のマグロ、
味のランクでは

クロマグロ、ミナミマグロ、メバチマグロ、キワダマグロ、
最後にビンチョウマグロ

というランキングがついてしまっていますが、それぞれに実は旬があります。

ホンマグロなら大間のそれのように、年末から冬場にかけて、
北の海のイカや秋刀魚を食べたものがおいしく、

逆に日本近海の水温が上がってしまう夏場には、
オーストラリアあたりのミナミマグロの方が美味しいとされます。


ところが、秋口ならメバチマグロが珍重されるのです。
「蜩きいたらシビよりメバチ」っていうくらいで、
(シビはホンマグロのことです。ちなみにメバチはダルマとも言います。)
9月頃のバチはホンマグロよりもおいしいです。
一瞬ですが完全にダルマさんの勝ちです。

それから安いマグロの代表格のキハダも
春の一時期にとんでもなくおいしくなるそうです。
なにやら、赤身まで脂がのって、ほんのりと甘い上品な味わいだとか。

食べてみたい〜〜〜!と、思うのですが、
店頭で見かけたことはありません。
来年はなじみの寿司屋でたずねて見ます。

え〜っと、シーチキンの材料にされるビンチョウくん。

この子の旬は聞いたことがありませんが、
スーパーなどでひら盛りで安く売ってるビンチョウの刺身は、
ほとんどがトロの部分です。

というのも、赤身の部分はシーチキンにされるから。

赤身の部分も刺身で食べてみたいですね。
いえ、一度でいいですけど。(笑)

posted by osakanasan at 18:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | マグロの雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マグロの種類

マグロの種類について説明します。


日本で食卓に上がるマグロは大きく分けて5種類になる。

(1) まずはホンマグロ(クロマグロ)だ。
 マグロという名前が見た目が真っ黒(背なかの部分)、ということからも来るように
黒い外見で、通例、マグロといえばこれを指す。
最大で3m、500kgにも達する、その上時速100km以上で泳ぐことが出来る
海の弾丸ライナーである。

すし店ではホンマグロと呼びならわしているようだ。
学術的には、単にマグロ,またはクロマグロと呼ぶ。


(2) 次に、これに近いのがインドマグロ(または,ミナミマグロ)。
 見た目もクロマグロそっくりであるが、少し目が小さくて顔が細い。

インドマグロというより、南半球で取れるミナミマグロ、
そう思っておいた方が場所的には良い。
というのもインドネシア近辺や、ニュージーランド沖が主な漁場だからだ。

オーストラリアやニュージーランドの漁船が盛んに漁をするが、
日本の遠洋漁業船もその漁場までミナミマグロを求めて出漁する。


(3) アジの点から行くと次に有名なのはメバチマグロ。
 ミナミマグロと逆で、ホンマグロよりも大きなくるくるお目目が名前の由縁である。
ずんぐりしてかなり大きくなる部類のマグロである。
身質は淡赤色で、脂の乗りや、味に関しての評価はあまり高くない。

寿司屋ではバチマグロと呼ばれることが多い。

ソーセージや燻製など、加工食品にもよく利用される。


(4) キハダマグロ(キワダマグロ)は黄色い長いひれを持つ。
 ホンマグロに比べればやはり味の点でいまひとつの評価である。
日本近海でメジマグロつりをすると、このキメジマグロが主なターゲットになる。

身質はピンク色でしまっていて、私は個人的に好きである。
刺身でも、ステーキでもいろいろいける。


(5) ビンチョウマグロ(ビンナガマグロ)は一番安い。
 スーパーでも刺身で売ってある場合、一番安いのだが、
脂が乗ってとろとろの白っぽい柔らかい身は子供には人気がある。

シーチキンの原料として有名である。
この種類はあまり大きくならず、1〜2mで30kgぐらいにしかならない。

・・・って充分大きいじゃん。 (笑)


どれも風味は違ってもマグロはマグロである。
脂の感じや香り、食感は他の魚とはぜんぜん異なる。
posted by osakanasan at 18:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | マグロの雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マグロを網で捕まえる

マグロを捕まえるのには網ではなく、釣り上げるのが理想です。
なぜなら、魚体を傷付けることなく、迅速に水揚げできますから。

大量の酸素を必要とするマグロのような回遊魚は、
捕獲されて酸素不足になると肉質がどんどん落ちますから、

捕まえた後で迅速に処理できるのは釣り上げた方がいいのです。


とはいえ、あんなでかい魚を釣り上げる苦労は並大抵ではなく、
網で取れれば楽ですよね。
所詮は回遊魚ですから、ほかの魚同様に網で取ることも出来ます。
その方法は主に次の二つになります。



定置網漁

マグロに限らずブリなど、回遊魚一般に向けた漁法です。
一定の水面に固定して網を敷設するので、近海の浅い所で泳ぐ魚が対象です。

一本釣りと同じで、150キロぐらいまでのマグロが捕獲されます。
回遊魚はいっぺんにたくさん、網にかかる場合があるので、
一本釣りに比べると若干時間が掛かり取り扱い方が遅くなります。

網を上げることもあり、大きな船なので人数は大勢乗っているのですが
処理時間はどうしても一本釣りには負けるようです。 

佐渡(新潟)、大船渡(岩手)、気仙沼(岩手)、氷見(富山)
などの漁港に水揚げされるマグロはこの漁法で取られるものがほとんどのようです。


巻網漁(まきあみ)

機動性のある漁船で魚群を網で取り巻いて、徐々に狭めて一挙に獲る漁法です。
手っ取り早いので、外国ではほとんどこの方法が取られます。

しかしこの方法は問題点が大きいのです。
ひとつは大量に漁獲できるために、乱獲につながります。
日本の漁船がこの方法をあまりとりたがらないのは
資源を枯渇させたくないと思っているからです。

そして二つめは、一気に巻き上げるのでマグロの暴れっぷりも激しく、
結局、身質が傷んで商品としての価値はずいぶん低くなります。

輸入物のマグロが安い理由のひとつにこれがあります。
扱いが荒いから、いい魚のはずなのに傷んでしまっているのです。


日本でこの方法でマグロが水揚げされる代表的な港は、
境港(鳥取)、塩釜(宮城)、三陸(宮城)だそうです。

巻網漁の港から上がる分は釣り港のものより安く取引されます。
posted by osakanasan at 22:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | マグロの雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マグロの釣り方 〜延縄釣り〜

先日の記事の一本釣り漁法と異なり、

一網打尽的な(といっても網ではない)釣り方が延縄釣りです。
日本で考案された漁法だということです。

青森の大間の対岸の、北海道の戸井の漁港の船は
この漁法でマグロをとります。
さて、どんな方法でしょうか?


これは、秋の小学校に行ってもらえばよくわかります。
??(゜_。)?(。_゜)?
運動会の、パン食い競争みたいなものだと思ってください。

船尾からメインとなる"幹縄(みきなわ)"を流し、
これが沈まないよう400メートルごとに
"浮縄(うけなわ)"につないだ浮きを投げ入れていきます。

"浮縄"から"浮縄"までを"一鉢"と呼び、"一鉢"ごとに、
"幹縄"からから七本の"枝縄"を垂らします。

30メートルの"枝縄"の先端に、餌の付いた釣り針がついています。
漁船は全速力で走りながら、船尾から"延縄セット"を投入します。
もたもたして巻き込まれるとそのまま海に沈められ、命に関わりますから、
非常に緊迫感の溢れる漁法となります。

幹縄の長さは、約100kmにも及ぶそうです。
釣り針の数は2000本を超えます。


数時間かけて投入して、数時間魚がかかるのを待って、
再び数時間かけて巻き上げます。

一度の延縄漁ではマグロが50匹ぐらいかかるそうです。w( ̄▽ ̄;)w

釣り上げたマグロは船上で迅速に処理されます。
まず尾が切り落とされて暴れるのを防止します。

次にエラを切って血を抜き、頭を刺して活けします。
(これはふつうの魚と同じですね。)

そして、内臓をとってからよく海水で洗い、目方を量り、
血抜きのため頭を下にしてフックに掛けて、
船上のマイナス60度の冷凍庫に入れます。

つまり、一本釣りと違って延縄漁は港の工場が
そのまま載ってるるような巨大な船でないと出来ません。

釣り上げてすぐに冷凍処置が出来るので
夏場は大間のマグロより価値が高いことは先日書きました。
ですが、ここにはひとつ問題があります。

延縄を落としてすぐに餌に食いついたマグロは、
船上に巻き上げられるのはほぼ半日後です。
マグロは大量の酸素を必要とする魚で、泳ぎ続けないとすぐ死にます。
酸素不足は死んだマグロの身をどんどん劣化させます。

したがって、延縄漁で捕獲されたマグロには
同じ船から上がったとしてもピンきりの差が激しいのです。


ピンのマグロはそのかわり、すごい高値で取引されます。
posted by osakanasan at 22:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | マグロの雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マグロの釣り方 〜一本釣り〜

マグロの釣り方

一本釣り

近海の比較的浅い所で泳ぐ150キロぐらいまでのまぐろがこの方法で狙われます。

ヘミングウェイの「老人と海」という小説を読まれたことはありますか?
その小説では小船の一本釣りに出かけた漁師が、
自分の船よりも大きなカジキマグロと闘いの上、勝利します。

まあ、その後に悲劇が訪れるのですが。
ドイツ映画の名作、「Uボート」のストーリー展開と似ていますね。
おっと、いつものように脱線しました。(笑)



一本釣りでは、
一本の釣り糸で、餌をつけて海に流し、
魚がかかったらウインチと両手で引き上げます。
竿を使う漁師さんも最近はありますが、
昔ながらに手巻き+ウインチが主流みたいです。

魚体の大きさにも寄りますが、30分から2時間ぐらいマグロと格闘して、
弱くなったことを見計らって、
ギャフという、カギの付いた棒のようなもので引き上げます。

魚を一匹ずつ釣り上げる漁法なので、取り扱い方が非常に丁寧なようですが、
捕獲するのに時間がかかり過ぎると身に”ヤケ”などを起こします。

あまり大きくない船や、少人数で取り組むことが多いので、
大きな魚の場合、捕獲後は船に引き上げずに
船腹にしばりつけて港に戻ります。
(まさしく老人と海ですね。)
このときにも魚は傷んでいきます。

つまり、魚を針にかけてから港に戻るまでの時間を
いかに短く出来るかが一本釣りマグロ漁師のまさしく腕の見せ所、ということになります。


この漁法の代表的なところでは大間(青森)です。

つまりこの理由で、大間のマグロの鮮度は夏場はやや落ちるとされます。
港に帰るまでの海水温が高すぎるというわけですね。

ほぼ同じ漁場で別の方法で捕獲される戸井のマグロの方が
夏場、8月から9月は高値が付くのはこの理由からです。

戸井のマグロはどうやって取るのかって?
次の記事で書きますね。
posted by osakanasan at 21:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | マグロの雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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